
2026年、子どもたちの「吸収精神」を信じて
周囲の環境をまるでスポンジが水を吸うように、無意識のうちにすべて吸収していく子どもたち。
あけましておめでとうございます。
穏やかな光とともに、新しい年が幕を開けました。 皆様におかれましては、お子さまとともに健やかな新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
いよいよ今週より、3学期が始まります。 冬休みを終え、一回り逞しくなった子どもたちの元気な足音。
「先生!あのね!」という弾んだ声が教室に戻ってくるのを、私自身、今から心待ちにしております。
お正月、ご親戚との集まりや、静かな家族の時間の中で、お子さまの「成長」にハッとされた瞬間はなかったでしょうか。
何かにじっと見入る、深い集中を湛えた横顔。 やってみたいという好奇心。 冷たい空気の中で見つけた落ち葉や、石ころを宝物のように見つめる瞳。

大人の目には何気ない日常の景色ですが、モンテッソーリ教育の視点から見れば、それは、五感を通して物事の本質を吸収している素晴らしい瞬間です。
0から3歳までの子どもたちは、周囲の環境をまるでスポンジが水を吸うように、無意識のうちにすべて吸収していきます。
3から6歳は興味のあるものに意識的に環境を吸収し、6歳以降は推論しながら周りの環境を吸収して、自分自身を構築していきます。
「吸収精神」は「敏感期」とともにモンテッソーリ教育の土台となるものです。
私たちは、子ども達が生まれながらに持っているこの「吸収精神」の力を信じ、発達にあった環境を整えてあげることです。
子どもたちが自分で考え、決断し、実行できる力を育てて行かなければなりません。
そして、忘れてはいけないのは、私たち大人自身の行動。言葉遣いや表情、全てを子ども達は吸収しているということです。
大人が人生を楽しく過ごしていれば、子どもの良いお手本となります。
子どもに何か話す前に、自分自身はどうなのか?と一瞬立ち止まってみましょう!
昨今の教育環境は目まぐるしく変化し、情報が溢れています。 「あれも、これもさせなきゃ」と、親心が焦りに変わることもあるかもしれません。
大切なことは、人格が形成されるこの時期に、「自分でできた!」という体験をたくさんすることです。
子どもが考える前に、大人が決断してしまったり、待てずに手を出し過ぎてしまうと成長の機会を奪ってしまうことになります。
クーナでは、自分で選んだ活動に満足するまで向き合い、さらに次の活動へと知的好奇心が広がるようにしています。
魅力的な活動を一人ひとりの発達段階と、心に向き合い、自ら発見できるモンテッソーリ教育の環境を提供します。

他と比べるのではなく、目の前にいるその子自身と向き合うこと。 その積み重ねが、自己肯定感や、自尊心という、一生折れない心の育ちへと繋がっていきます。
本年も、子ども達の持っている力が開花でき、たくさんの笑顔が見られるようにモンテッソーリの環境を整えていきます。
3学期、そして2026年が、お子さまとご家族の皆様にとって希望に満ちた、実り多き一年となりますよう心より願っております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
クーナモンテッソーリ子どもの家
※本記事に使用している画像について クーナでは、お子さまのプライバシーと肖像権を最優先に守るため、記事内のイメージ画像に生成AIを活用しています。実際の活動の温度感を大切にしながらも、安全で安心な情報発信に努めております。